- 紙ごみは、見るたびに「使う・資源・捨てる」で迷いやすいものです。
- 最初から行き先をざっくり決めておくと、紙の山を少し防ぎやすくなります。
- 完璧な分別ではなく、自分が続けられる範囲で十分だと思っています。
子どもの頃、広告の裏紙を使ったことがある方はいますか?
私は、思いきり使っていました。
絵を描いたり、字の練習をしたり、ちょっとしたメモにしたり。
当時は「専用の紙を使う」というより、使えるものは使うという感覚だった気がします。
だから今でも、裏が白い紙を見ると、すぐに捨てるのが少し忍びないのです。
紙一枚でも、意外と迷う
これは裏紙に使えるかな。
これは資源に出せるかな。
これは燃えるゴミでいいのかな。
個人情報は消した方がいいかな。
紙一枚のことなのに、意外と頭を使います。
そして、頭を使うから後回しになります。
後回しにするから、紙がたまります。
紙がたまると、さらに見るのが嫌になります。
そうして、部屋の隅に紙の山ができていきます。
最初は、ゴミ袋代が気になった
私が紙ごみを分けるようになった最初の理由は、立派な環境意識ではありません。
夫との生活が始まった頃、家計にはあまり余裕がありませんでした。
それまで親と暮らしていた私は、ゴミ袋を自分で買うという感覚があまりありませんでした。
でも実際に自分で生活を始めてみると、ゴミを出すにもお金がかかることに気づきました。
自治体の指定ゴミ袋も、ただではありません。
紙を燃えるゴミに入れると、袋がすぐいっぱいになります。
ゴミ袋代もかかります。
「紙だけなら、資源に出せるのでは?」
そう思ったのが、始まりでした。
最初は節約の気持ちが大きかったと思います。
でも、20年近く続けているうちに、今ではすっかり習慣になりました。
紙の行き先をざっくり決める
紙を見た時に、毎回考えなくて済むようにする。
そのために、紙の行き先を決めています。
私の場合は、ざっくりです。
裏紙に使えそうなもの。
資源に出すもの。
個人情報があるもの。
すぐ捨てるもの。
本当はもっと細かく分けられるのかもしれません。
でも、細かすぎると続きません。
私には、ざっくりで十分です。
裏紙に使えそうなものは、置き場所をひとつだけにする。
資源に出す紙は、専用の場所に入れる。
個人情報があるものは、なるべく早めに処理する。
迷うものは、ため込みすぎない。
これくらいにしています。
資源に出せる場所を確認しておく
部屋の隅には、紙資源を入れる専用の場所があります。
そこに入れて、ある程度たまったら自治体の回収場所へ持って行きます。
私の住んでいる地域には、自治体で紙資源を集めてくれる場所があります。
なので、そこに持って行くだけです。
ただし、自治体の施設なので、休みの日もあります。
いつでも出せるわけではありません。
自分の生活スタイルに合うかどうかは、確認した方がいいと思います。
自治体によっては、自治会などで決まった日にまとめて出せる地域もあると思います。
スーパーに回収ボックスがある場合もあります。
紙をただのゴミとして出すのが少し忍びない。
でも、自分で全部きっちり管理するのはしんどい。
そういう人は、自分の地域に紙資源を出せる場所があるか、一度調べてみてもいいと思います。
無理してまでやらなくていい
ただし、無理してまでやる必要はありません。
車で持って行くのが大変。
置き場所がない。
分別がストレスになる。
回収場所の時間が合わない。
そこまでやる気が出ない。
そういう場合は、無理しなくていいと思います。
タイパだけで考えたら、わざわざ車で持って行くほどではないのかもしれません。
紙をまとめる場所も必要です。
ある程度たまるまで部屋の隅に置いておくので、場所も取ります。
私はまとめて1回で運ぼうとするので、余計にたまってしまいます。
ここは、自分でも分かっています。
それでも私は、紙をただの燃えるゴミとして出すより、資源として出せる方が精神的にラクなのです。
紙が家に入ってくるだけで、家事になる
「まだ使えるかも」
「資源になるかも」
「ただ捨てるのはもったいないかも」
そう思い続けるくらいなら、最初から行き先を決めておいた方がラクです。
資源は限りあるはず。
そう思った時に、自分が無理なくできる範囲で、紙をただのゴミにしない。
私にできるのは、そのくらいです。
立派なエコ活動というより、自分のモヤモヤを減らすための小さな習慣です。
ダイレクトメールが嫌だった理由も、ここにあるのかもしれません。
読まない紙が家に入ってくる。
捨てるにも、分けるにも、確認するにも手間がかかる。
紙の山を見るたびに、少し気持ちが重くなる。
今はメールだけで十分なことも多い時代です。
だから、必要のない紙は、最初から家に入ってこない方がラクだと感じるようになりました。
毎回考えないための仕組み
紙ごみで迷わないために、行き先を決める。
これは、きれいな収納の話ではありません。
完璧な分別の話でもありません。
紙を見た時に、毎回考えないための仕組みです。
裏紙に使う。
資源に出す。
個人情報を処理する。
すぐ捨てる。
自分が迷わないくらいの分け方でいい。
できる人は自治体の回収場所へ。
近くにあればスーパーの回収ボックスへ。
無理なら、無理しない。
大事なのは、自分の暮らしに合うかどうかだと思います。
私にとって紙資源を分けることは、節約でもあり、資源への小さな意識でもあり、精神的な安定でもあります。
そして何より、紙を見た時に迷う回数を減らすための仕組みです。
これも、私にとっての考えない家事です。